医療の世界について

昔の今も子供たちにとって医師や看護婦は憧れの職業の一つです。実際に医師や看護婦によって病気や怪我を治してもらって、彼らの仕事振りに憧れた体験は誰しもが持っているでしょう。またTVや映画で献身的に患者の治療に当たる医師や看護婦の姿に心を打たれたことがあるかも知れません。このように医師や看護婦、看護士は私たちにとって身近な存在です。現在でも多くの若者が医師や看護婦、看護士等の医療現場での仕事に憧れて、医療の世界の門を叩いてくることは、医療界のみならず、日本の社会にとっても喜ぶべきことです。とはいえ、その医師や看護婦たちの生活、収入等は、意外と知られていないのではないでしょうか。実際に医師や看護婦になったら、収入はいくらくらいで、どのような生活が待ち受けているかということを、多くの人たちが知らないと思います。ここでは医師や看護婦、看護士を募集している病院で働きたい、或いは今からでも医師や看護婦、看護士に転職したい、小さい頃からの夢をかなえたいという人のために、医師、看護婦(看護士)という職業の概略についてお話していきます。
医師や看護婦の仕事や生活を紹介する前に現在の医療業界の概略と社会の変化について、お話しておく必要があります。現在、主に二つの要因から医療の世界は大きく変化しようとしています。一つは、医療技術の加速度的な進歩、発展とそれがもたらす様々な変化です。

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科学技術大国として謳われる日本。世界に誇る日本の科学技術は、当然ながら医療の分野にも大規模に投入されてきました。世界一の長寿国日本を支えてきたのが高度な医療技術といっても過言ではありません。科学的な研究が進んだことによって、現在では一口に医療といっても、実際の医療現場は診断、治療、検査、リハビリ、救急、薬剤などに細かく分業化されています。皆さんも総合病院に行けば、非常に細かく分業化されている医療体制に驚くのではないでしょうか。また診療科目にも新しくリュウマチ科ができるなど、現状の変化に応じて、更なる細分化が進んでいます。今後は更なる科学や研究の発達とともに、こうした傾向がますます進んでいくことになるでしょう。
また通信技術の発達と通信網の整備によって、インターネット医療や遺伝子治療等、数年前までは考えられなかった先端医療の世界も展開されつつあります。こうした日進月歩の変化によって、数年後の医療の世界、そして医師や看護婦(看護士)を中心とする医療現場の仕事は、現代の私たちにも想像することすら困難な状況に変わっているかもしれません。
現在の医療現場に大きな変化を及ぼしている要素の二つ目として、これも身近で体感できることですが、本格的な高齢少子社会の到来です。現在の日本において、高齢社会の影響は社会の様々なところに影を落としています。当然医療の世界とて例外ではありません。皆さんは意外に思われるでしょうが、今後医師の数は全体的にはやや余剰気味になると言われています。一方で病気や怪我の治療のみならず、現在ではメンタル面のケアの重要性が叫ばれていますが、心身両面のケアができる総合医師の数は不足する見通しです。また看護士の場合で言えば、今後は病院での対応のみならず、寝たきり老人への訪問等の訪問看護へのニーズが高くなると思われます。よって看護士には訪問看護の知識、スキルが求められていく、ということになりそうです。これら以外にも、本格的な高齢社会の到来によって、医療の世界では様々な変化が生じることになるでしょう。

ここからは以上のような医療の世界の最新情報、変化を念頭において、医師や看護士を中心とした医療の仕事と、その新しい姿を紹介していきます。ここで紹介する内容が、医療の世界を志す皆さん、募集病院を探している方に少しでも役立つことを願っています。

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